日付:2011年 11月 12 日
会場:東京国立博物館・本館
参加者:約30名
テーマ:ハイライトツアーに手話通訳をつけてみる
内容:2011年7月の第2回「美術と手話を考える会議」では、「多くの聞こえない人が美術鑑賞をより楽しむためには」というテーマで意見交換を行いました。その中で、「手話通訳をつけたガイドツアーを体験してはどうだろうか」という提案があり、東京国立博物館の協力を得て実施しました。
1.手話通訳付きガイドツアー(本館ハイライトツアー「日本美術の流れ」通常約40分)
博物館の生涯学習ボランティアが日本美術の流れをわかりやすく解説してくれるツアーに手話通訳を付け、参加者に体験していただきました。通訳は、全員に手話が見える様、踏台の上に乗り、作品名などの専門用語は、パネルで大きく文字を表記しました。また、他の来場者にわかる様、「手話通訳付きガイド実施中」のパネルを掲げて実施しました。
2.振り返り・意見交換(第3回「美術と手話を考える会議」)
参加者全員での振り返りの際は、手話とパソコン要約筆記を付けて意見交換を行いました。