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1/28 国立新美術館 手話通訳・文字支援付き連続講座 第2回「芸術祭の空間論」のご案内

※独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンターから寄せられた情報を載せています。
主催:国立新美術館
協力:国立アートリサーチセンター

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独立行政法人国立美術館の各美術館・施設では、だれもが美術館を楽しめるように
アクセシビリティが工夫された多様なプログラムを用意しています。
国立新美術館では、「アートをめぐる場の設計」と題した連続講座を開催しています。

第2回となる今回は、山岸綾氏を講師に迎え、「芸術祭の空間論」をテーマに、
日本各地の芸術祭を空間として紐解きながら、芸術祭のもつ可能性について考えます。
本プログラムには、耳の聞こえない方も参加できるように、文字支援や手話通訳が付きます。
参加したい場合は、下記の概要をよく読み、専用の「参加申込フォーム」から
申し込みをしてください。

■日時:2024年1月28日(日)15:00〜16:30(14:30開場)

■会場:国立新美術館 3階 講堂(東京都港区六本木7-22-2)

■対象:どなたでも(一般)
特に現代美術に関する学術分野(博物館学・美術史学・ミュージアムスタディーズ・
空間設計など)に関心のある方、アートマネジメントに関心のある方、アーティスト、
公立文化施設について深く考えたい方など

■定員:60名
手話通訳利用者のための優先席を10席ほど設けます。

■参加費:無料

■申込期間: 2024年1月4日(木)~1月22日(月)

■参加方法:「参加申し込みフォーム」から事前に申し込む。
※「参加申込みフォーム」は、国立新美術館のホームページからアクセスしてください。
https://www.nact.jp/event/2024/005406.html
※申込者多数の場合は抽選となります。

■手話通訳:あり
※希望する場合は、参加申込フォームの「8.備考」欄に記入してください。

■文字支援(UDトーク):あり

■講師:山岸綾(やまぎし・あや 一級建築士事務所サイクル・アーキテクツ代表/
中部大学工学部建築学科准教授)

建築家・芸術祭アーキテクト、博士(建築学)。
原広司+アトリエ・ファイ建築研究所を経て、2006年サイクル・アーキテクツ設立。
大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレで「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」
「奴奈川キャンパス」、奥能登国際芸術祭で「スズ・シアター・ミュージアム」と
「日置美術館公民館」等、拠点施設の設計を行う。
あいちトリエンナーレ/国際芸術祭あいちでは、2013より継続して岡崎、豊橋、豊田、常滑の
各会場をアーキテクトとして担当、こうした経験から芸術祭とその空間の研究を行う。

『―国立新美術館ホームページよりー
2000年頃から、日本の各地で様々な芸術祭が開催されるようになった。そのほとんどは、
観光や地域活性化か芸術文化の振興の両極で議論されてきたように思う。
一方で、まちなかや里山に数十から数百の作品空間が同時に分散して立ち上がり、
訪れた人が巡ることで繋がっていく状況は、都市・建築空間論として考えても興味深い。
今回の講座では、大地の芸術祭、奥能登国際芸術祭、国際芸術祭「あいち」等の芸術祭で
空間設計に携わった経験から、芸術祭を空間として紐解いてみたい。
地理的・時間的な移動や動線をともなうことで「巡礼性」をもつ空間体験と、
場と関わる個々の作品空間の双方を捉え直し、「離散性」をキーワードに芸術祭のもつ
可能性を考える。(山岸綾)』

お問い合わせ先:国立新美術館
           メール:masumi@nact.jp       
           電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
国立新美術館のホームページ:https://www.nact.jp/event/2024/005406.html

・プログラム終了後、アーカイブ配信を行います。
・本イベントの記録写真を、活動報告や広報の目的で公開する場合があります。
あらかじめご了承ください。

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