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九州国立博物館が文化交流展示「ならべてわかる本物のひみつ~実物とレプリカ 2021~」にて手話動画を用意しています

九州国立博物館では、現在開催中の文化交流展示「ならべてわかる本物のひみつ~実物とレプリカ 2021」にて、ボランティアによる手話動画での作品解説を展示室内で放映しています。

九州国立博物館には、ボランティアの手話部会があり、聞こえない人たちに博物館の魅力、展示等を楽しんでいただくための活動をされています。そんな中で、更なる展開を考えている担当の方から、一昨年美術と手話プロジェクトに相談がありました。その後同博物館では、バックヤードツアー、展示室における解説や、博物館での行事に手話通訳をつけるなど、「誰もが楽しめる博物館づくり」に取り組まれています。

九州国立博物館公式サイト「ならべてわかる本物のひみつ~実物とレプリカ 2021」
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre173.html

■会期:令和3年7月13日(火)~9月5日(日)
■展示場所:文化交流展示室 第7室
■概要:博物館に展示されている作品を見た時、「どうやって作ったのかな?」「どんな音が鳴るのだろう」と思ったことはありませんか。 本展は、仏像の玉眼(ぎょくがん)模型(目の部分)の組み立てに挑戦したり、レプリカの銅鐸(どうたく)を鳴らすことで当時の響(ひびき)に思いを馳せるなど、実物とレプリカを活用することで、作品の新たな魅力を発見する企画です。「見て」「聴いて」「ふれて」「想像する」ことで、博物館での体験がよりワクワクするものになることでしょう。また、九州国立博物館では子どもから大人まで、障害の有無にかかわらず誰もが楽しめるミュージアムへの取り組みを行っています。本展では車椅子の方が鑑賞しやすい展示台や、点字・手話動画(当館ボランティア)での作品解説を準備しています。ぜひ、様々な感覚と自由な発想で作品を楽しんで下さい。

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