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香川県立ミュージアムが手話による展覧会の案内動画を制作しました

香川県立ミュージアムでは、特別展「空間に生きる画家 猪熊弦一郎 -民主主義の生活空間と造形の試み」を香川県の聞こえない人による手話つき動画で紹介しています。

1月、この手話つき動画の制作について、担当の方から美術と手話プロジェクトに相談がありました。予算がほとんどない中で「どうしても展覧会の紹介動画を作りたい!!」という熱い思いを持っている方でした。そこで地域の聴覚障害者と連携した取り組みを行ってみては、と提案したところ、美術館は香川県の聴覚障害者福祉センターに依頼し、美術館HPと展示室内のQRコードからアクセスできる展覧会の紹介動画を5本作成したとのことです。手話動画から美術館と県の聴覚障害者たちがしっかりと取り組んでいることが伝わってきます。

特別展「空間に生きる画家 猪熊弦一郎 -民主主義の生活空間と造形の試み」手話つき動画
・はじめに :https://youtu.be/oMdzKGcTuKA
・1提示部 :https://youtu.be/9LErNfsBZic
・2展開部 :https://youtu.be/eB8jIvzUzIo
・3再現部 :https://youtu.be/eVWjvpLhiUg
・4終結部 :https://youtu.be/vLb9HLYs-go

香川県立ミュージアムHP(下の方にスクロールしていくと「展示案内」にて手話動画5本が出てきます):https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/kmuseum/index.html

※動画は7月4日まで、ご覧いただけます。

※展覧会の開催概要は以下の通りです。
・6月1日に再開、7月4日まで延長。
・6月20日までは月曜に加えて土日も休館。
・6月22日からは宣言延長がなければ土日開館。
・開館時間は9時~17時、夜間開館はなし。
・動画は期間中なら休館日もご覧いただけます。

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